2005年07月21日

危険にさらされるオカガニ!

オカガニ.jpg
我オカガニ也

 昨夜、資料館のスタッフでオカガニの産卵を観察してきました。旧暦の6〜8月の満月に産卵をはじめるオカガニ。昨夜は多くのオカガニたちが山や丘から海岸に降りてきました。その時の瞬間をカメラでパチリカメラ

 しかし、その産卵のオカガニの捕獲をねらう魔の手。某大学の学生がオカガニを袋いっぱいに採集していました。注意しましたが、なかなか聞いてもらえませんでしたちっ(怒った顔)ダッシュ(走り出すさま)残念です。宮城島のオカガニは、人の手によって確実に激減していることは事実。私たち海の文化資料館のスタッフや地元地域の方々は、環境の保全とオカガニの保護を考えることにしました。ただ、研究の材料として多くのオカガニを採集するのはおかしい。また、その学生たちがオカガニを採集する時には、チリバサミでとっていました。う〜ん、「怖くてとれないんだったら、最初っからとるなどんっ(衝撃)」と心のなかで思いつつ、新たな怒りと事業の計画を立てなければなりません。

オカガニ乱獲中.jpg
オカガニを捕獲する学生

 オカガニの激減の理由には、実はもうひとつあります。それが沖縄の車社会の影響を受けたオカガニたちです。車にひかれたオカガニたちは、この産卵期間には、よく目にします目いくらエコトンネルを造ったからといって、たくさんのオカガニにきくわけではありません。だから、お金がかからない新しい制度の導入を試みなければなりません。

 宮城島の地域のみなさんと協力して、今後の地域の資源を残していかなければなりません。そんな想いをもつ資料館のスタッフなのでした。報告はよなぐすくのジュゴンでした。

ヤにひかれたオカガニ.jpg
車にひかれたオカガニ
ニックネーム 資料館の愉快な仲間たち♪ at 17:37| Comment(5) | TrackBack(0) | スタッフの活動日記
この記事へのコメント
小中学生の頃までは、我が家の庭にもオカガニがやって来て、うちの愛犬がちょっかいを出し、逆に反撃に合うという光景が見られました。しかし、ここ数年オカガニが我が家へやってくることもなくなってしまいました。きっと、海が埋め立てられ、産卵する場所が無くなってしまったのでしょう。悲しいことです。
 それにしても、袋いっぱいに捕獲する必要があるのか?という疑問よりも、だんだんと、ワジワジーしてくる感情の方が大きくなってきました。
Posted by R at 2005年07月21日 21:19
Rさんがみたものは、今だに少なからずみれると思いますよ。人間がいくら海岸を人工的にしてもオカガニは、それなりに適応しながら産卵の場所を探します。おそらく、オカガニの数が減ったわけは、やはり車の影響や住みかになる食事等の環境がなくなってきたと考えられます。また、Rさんが言うように、海岸の護岸も理由のひとつかもしれませんね。ということで、オカガニの最適な環境とは、どんな所なのか?調べなければなりません。オカガニの生態やビオトープ、そして激減する理由の調査が第一の作業でしょう。もちろん、乱獲の撲滅も含めてね。
Posted by よなぐすくのジュゴン at 2005年07月21日 23:17
 今年も宮城島のオカガニの産卵がみられたのですね。私には神秘でした。宮城集落から海岸まで、オカガニハウスから海岸までそれぞれの場所から丘を超え、車道を超えて、海までたどり着くのですから、毎年決まった時期に同じようにオカガニはやってくるのですね。もちろん去年のカニと今年のカニは違いますが、カニは間違いなくやってくるのですね。そんな律儀な自然は信じることができます。
 最初に産卵を見た時、一緒に観察会に参加した大人(50代から70代の宮城姉妹軍団)が一斉に驚きの声を発しました。卵を抱えたカニを見守っていた姉妹の優しげな目が印象的です。
 ヒトも変わりますが、変わらないものもあると感じました。
 宮城島の地域の皆さんでオカガニの保全が話し合われたらいいですね。
  
 旭橋のモノレール駅下の三面張りの護岸にも同じ時期に3匹のカニがいました。オカガニでしょうか。とんとんみー、ねずみも発見しました。自慢になりますかねー
 
 
Posted by 西の海 at 2005年08月12日 12:56
今日,ペットショップでオカガニを見ました。
オカガニはペットとして販売してもよいものなのでしょうか?

Posted by 通りすがり at 2007年07月04日 22:24
僕は、生きたカニが、好きです。         僕は、小学4年生です。             僕は、いま沖縄のことお、メモしています。        
Posted by 竹内 ひろし at 2007年10月14日 19:27
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